新潟リノベーションクローズアップ ~床材・アクセントクロス・家事動線~
雨の多い季節になりました。暑かったり寒かったり・・・体調を万全に夏を迎えたいものですね。ハーバーリフォーム富樫です。
本日のブログは、先日お引渡しをした1階リノベーションのお宅の仕様ご紹介です。
【床材】
床材は突板です。木材を薄く0.2~0.5ミリ厚にスライスし基材に貼り合わせたフローリングで、天然木が使われるため、木の風合いを感じられるのが特徴です。
このお宅はイタヤカエデというシリーズを使用。明るい色味とランダムに入る濃淡の木目が美しくて、つい床をメインに撮影してしまいました。
【アクセントクロス】
天井の壁紙を淡いグレーにしてホワイト系の壁クロスより少しだけ濃い色合いにしています。柔らかいライトグレーが木目との色味の相性もばっちり、広い縦長のLDK全体が明るい雰囲気に仕上がりました。
もうひとつのアクセントクロスがキッチン側面と背面リビング側の壁に。白い木目側で店舗のような装いになりました。
【小さなお楽しみエリア】
写真右側に見えるのが、施主様ご主人専用の普段よく使う身の回り小物を置く可動棚。
お引越し早々きれいに並べていらっしゃいました。
このように楽しみになるようなご自分だけのスペースがあると仕様打合せ後の仕上がりがより待ち遠しくなりますよね。
キッチン側にまわってみましょう。
【キッチン背面壁】
I型キッチン背面壁の高さご要望には様々ありますが・・・大きく2つに分かれます。
①できるだけオープンにしたい方 →壁を低めに
②シンクの手元をなるべく見せたくない方 →壁を高めに
打合せしていて感じることですが、男性に前者、女性に後者が多い印象です。このお宅の場合、写真にちらっと見えていますがコンセント取付ご要望もあり、少し高めの(床面から)110センチに仕上げています。
皆さんはどちら派ですか?
打合せ中、特に奥様に念入りに伺うポイントです。
【動線 パントリー&家事室】
写真正面に見える引き戸は、キッチンからつながっているパントリー兼家事室への入り口になっています。
開けるとこんな感じです。
その物干し付き家事室の向こう側がこれまた物干し付き洗面室、そのまた奥が浴室・・・と通り抜けられるようになっていて、
パントリー&家事室を中心に、2方向の作業動線がスムーズに行えるプランになっています。
【通り抜け順序】キッチン ← パントリー&家事室 → 物干し付き洗面室 → 浴室
作業1<洗濯> 家事室(洗濯ものを干す&たたむ))~ 洗面(洗濯&干す)~ 浴室(着替える)
作業2<料理> キッチン(料理する)~ パントリー(食品収納する&取り出す)
そのパントリー&家事室をのぞいてみましょう。
壁紙のスモーキーブルーストライプが美しい!
壁面を覆う造作棚には、大容量の食品やキッチンツールが収納できるようになっています。反対側の物干し下には、奥様に合わせた高さの作業台を設けています。家事がさくさくすすみそうですね!
お打合せの際、作業寸法のご要望など細かく伺ってプランに反映していきますのでお気軽にご相談くださいね。
次回の仕様クローズアップもお楽しみに~