新潟リフォームクローズアップ ~3世帯リフォームの既存残しと新規入替~
4月になり、涼しい日が続いていますが・・・早く暖かくなると良いですね!
ハーバーハウスグループ ハーバーリフォーム富樫です。
さて今回のブログは3世帯住居のリフォームのクローズアップです。
リフォームの醍醐味である、既存箇所を残す部分 と 新しく内装を入れ替える部分 が混在する仕様例をご紹介します。
はじめに、
1階玄関からつづく廊下です。
今回の改修前の1階は和室が多く、玄関~廊下はすべて塗り壁でした。下の写真左側の和室を既存のまま残すプランでしたので、
長い廊下の左右の壁を、【専用の仕上塗材で塗り替え】と【クロス貼り】に貼り分ける提案をご採用いただきました。
天井 ⇒既存の木質天井のまま
壁(正面~左側) ⇒既存塗り壁からモダンなベージュ色の塗り壁へ
壁(右側) ⇒既存塗り壁からクロスへ
床 ⇒フローリング貼替
対面する壁の左右を、左は【塗り壁】、右側は【クロス貼り】 と異なる仕様にするプランです。
ひとつの空間の左右の壁が異素材というプランに、ご家族の中には少しドキドキしていた方もいらしたようでしたが・・・仕上り後は大満足のお声を頂戴しました。
異素材同士ですが、既存塗り壁色・風合いによく似たクロスを採用することにより、
改修前のお家に慣れ親しんだご両親にとっては元のお家の雰囲気はそのままに、改修されたい若ご夫婦様にとっては仕様がきれいになり、ご家族みなさまに喜んでいただけ嬉しい限りでした。
そしてこちらは同じく1階廊下を別方向へ眺めた写真です。
天井 ⇒既存のまま
壁(正面~左側) ⇒既存塗り壁からクロスへ
建具(正面の引戸) ⇒新規
階段 ⇒既存のまま
床 ⇒フローリング貼替
日本の伝統的な塗り壁の色のトーンを少し淡く色味をおさえるだけで印象が随分変わり全体がすっきりした印象になります。
つぎは、
日本の伝統家屋に見られる柱を露出する壁、「真壁」だった玄関まわりです。
既存玄関を広げてシューズクロークを設けるプラン打合せの途中で、既存の格天井が美しかったので、もともと格天井を撤去して天井クロス貼りの予定だったのですが変更して残す提案へ切替えました。
既存の美しい格天井を残しつつ、真壁と、柱の見えない「大壁」が融合した空間になりました。
天井 ⇒既存
壁(正面~左側) ⇒既存塗り壁からクロスへ
壁(右側) ⇒既存塗り壁からモダンなベージュ色の塗り壁へ
建具(右側の引戸) ⇒新規
床 ⇒タイル貼替
さいごに、
2階ホールの 既存残し~新規箇所 です。
工事しない予定だったホール床でしたが、塗装の剥がれやうちキズが目立って気になっていたとのことで上張りをお勧めしました。
既存残し部分と馴染むように少しエイジングの風合いのある柄をご提案し採用いただきました。
天井 ⇒クロス貼替
壁 ⇒クロス貼替
建具(正面のドア) ⇒新規入替
床 ⇒既存フローリングへ複層ビニル床タイルを上張り
新調した刺繍のレースカーテンと溶け込んでシャビーシックな雰囲気になりました。
既存住宅の持つ色味や雰囲気を活かしながら、施主様の「新しい住まいはこうしたい」を融合させたいと
日々取り組んでプランや仕様の打合せをさせていただいています。
施主様の既存住宅への思い入れを大切に、新しいお住まいを快適にするお手伝いをしていきたいと思っています。
リフォームのご相談はぜひ、ハーバーリフォームへ。
お気軽にお問合せお待ちしております。
次回のブログもどうぞお楽しみに~